
こんにちは!片杖をついて沖縄の離島で自炊旅を続けている くりからんです。今回は、与那国空港の様子と、空港内で買えるお土産を、私自身の経験からしっかりまとめます。紹介するものは、全て私が実食・購入済のものばかりです。
与那国空港は島への出入り口の1つ。ここは移動するためだけの場所じゃないんです。島の代表的なお土産が効率的に買える拠点でもあり、レンタカー申込み・郵便局・コインロッカー・バス乗り場など、生活インフラが手に入る大事な場所でもあるんです。
このページの情報は、2025.12.22現在のものです。最新情報は公式サイトでご確認くださいね。
この記事で分かること
与那国空港のバリアフリー情報と移動のしやすさ
空港レストランの閉店情報と、到着時の食事調達の注意点
空港郵便局での荷物発送とバス乗り場へのアクセス
土産品(飲料・特産品・小物)が空港売店で一通り揃うこと
自炊に使える地元産食品(長命草麺、ダシなど)の調達情報
実食・使用済みのおすすめ与那国土産品リスト

くりからん は こんな人
- 50歳からの10年間で20回以上、ひとりで沖縄に長期滞在(日帰りも含めたら50回以上訪沖)
- うち、離島での長期滞在は10回(与那国島・波照間島・久米島など)
- 片杖をついている軽度障害者
- 車やバイクには乗れません
- 滞在先は、リッツカールトン沖縄といった超高級ホテルから、離島の琉球古民家での自炊長期滞在まで幅広く
- 沖縄好きが高じて、沖縄語(うちなーぐち)検定で5級を取得(琉球芝居、字幕なしで大体分かります)
与那国空港到着時
バリアフリー情報
那覇発でも石垣島発でも、使用機材は同じプロペラ機(DHC-8-400)です。乗り降りは以下のようになります。

- 搭乗・降機: 機体までは車椅子でアクセス可能です。機内へは5段程度の階段を登る(降りる)必要があります。
- 空港内移動: 与那国空港内に階段はありません。平地の滑走路に降り立ち、そのまま空港建物を抜けてすぐ外に出られます。旅客が利用するエリアは全て1階にあるため、飛行機のタラップさえ下りられれば、移動に問題はありません。
空港内の見取り図は日本航空(JAL)のHPで確認できます。 https://www.jal.co.jp/jp/ja/aircraft/conf/dh4.html
空港周辺の食事・買い物情報
上記の空港内見取り図にはレストランマークがありますが、空港レストラン「旅果報」は2024年3月末に閉店しています。

有名人のサインがびっしり貼られたお店でした。知っているお名前、いくつ見つかりますか?

※2024年3月、閉店前に許可を得て撮影したものです
与那国名産の長命草入りのざるそばを食べてきました。

記念にメニューも撮影しておきました。

※2024年3月、閉店前に許可を得て撮影したものです
空港前にある「むんぶテラス」で食事はできますが、空港周辺にコンビニや商店はありません。到着時の食事の調達先は、空港内売店を利用するか、集落内の小さな商店になります。
与那国空港の施設利用とサービス
飛行機を下り、ターミナルを抜け、外に出るまで、一切階段を使うことはありません。滑走路からターミナルに入る時に1段程度の段差があったかもしれません。スロープがあるので、車椅子で十分越えられました。

荷物を受け取って外に出ると、出てすぐのテーブルにスタンプ類。A5サイズの紙だと収まるかどうか不安なビッグサイズのスタンプもあります。


真正面の左右にお店や郵便局があります。漁協の売店、レンタカー店もあります。ただし、飛行機の離着陸が済むと店舗は閉まるので気をつけて下さいね。

郵便局で段ボールなども入手可能です。集落内にも郵便局はあるんですが、ちょっと早めに空港に来て箱を買い、ゆうパックで送る荷物をパッキングしてすぐ出せるので便利ですよ。
自炊旅の場合、使い残しの調味料や食材が残ることがよくあります。持ち運びに困りそうな分量なら、衣類などと一緒に送っちゃうのも1つかもしれません。私は重い荷物を背負ったり肩にかけたりできないので、いつも空港で郵送しています。

石垣空港 手荷物・宅配・郵便 https://www.ishigaki-airport.co.jp/facility/baggage/index.html
送料は圧倒的にゆうパックの方が安いんです。だから、「ちょっと重くて大変かも....」と思ったら、与那国空港から送るのがラクかもしれませんよ。
コミュニティバスが空港にも止まります。乗り場は、空港建物を背にして右側に道なりに歩いてください。小さい空港ですからすぐに見つかります。

時刻表はこちらで https://welcome-yonaguni.jp/access/
空港で手に入るお土産品
飲料・食品・Tシャツ・小物類など、与那国島で売られているお土産がほぼ一堂に会する場所、それが空港売店かも知れません。カマボコやクバ餅なども、直売所に行かなくてもワンストップで手に入るのがありがたい。
数年前にフェリーで来た時は、降りたらすぐ道でした。フェリーターミナルのような建物がないため、空港のようにお土産が買える場所はなかった記憶です(近くに個人商店はあります)。

特産の長命草やアザミを使った加工品、飲料、小物、Tシャツなどに混じって、滞在中の食事に使えるものもあります。

集落内の店舗や共同売店で買えるとは限らない(もしくは卸先が非常に限られている)ので、見つけたら即買いです。商品があったとしても、まとめ買いした人向けのお取り置きしかなかった......って日もあるので、生もの系を確実に買いたい場合、店に電話して在庫を尋ねるか、お取り置きをお願いするのがよさげです。
日本最西端関連グッズ

実食・使用済みのオススメ土産
私が買ったもの限定でご紹介します。
①長命草の麺:ほんのりとですが、長命草のほろ苦さを感じる気がしました。

②あざみ茶:「さいけいちゃ」と読みます。穀物のかおりがしました。


長命草のラスクも、実食済です。長命草のラスクが食べられるところは、激レアだと思います。ほのかな苦みと優しい甘み。コーヒー紅茶もいいですし、ホットミルクと合わせても美味しかったです。
③くばもち:祭事に欠かせないと聞きました。クバの葉は神聖な力を持つとされています。保存性を高める役割も果たすそうです。葉っぱの香りがほんのりモチに移っています。黒糖ともち米で作られたモチが入っていました。


④ダシ:赤と青の2種類あります。とても繊細な味がします。すまし汁を作りたくなりました。パウダー状の粉末です。

⑤かまぼこ

⑥米みそ:お店の人に尋ねると、「みそ汁を作るというよりは、そのまま食べるかなあ」とのこと。甘いです。


⑦Tシャツ:空港で買ったのが左。右は「与那国製糖工場」と書いてあり、共同売店で買えました。

空港以外で買ったものは、与那国語の辞書・与那国の植物をまとめた本・ステッカー・与那国織の小物です。
これは、中に与那国の塩が入っています。SAKURA HOUSEオーナーさんの手作りです。


まとめ
与那国空港ターミナルは、飛行機の乗り降りで利用するのはもちろん、島での生活を快適にする各種サービスが1か所にまとまっている場所でもあります。
- 段差はほぼないので、車椅子移動もラク
- 島で買えるお土産がほぼここに集まっている
- 自炊用に使えるお土産もあるので、時間があったら宿に行く前にチェック
- レンタカー申込み、郵便局もある
- 2024年3月末にレストラン「旅果報」は閉鎖
- 私が買って良かったお土産の一覧
ご参考になれば嬉しいです!
次の記事では
長期自炊滞在では荷物も多くなりがち。与那国は国境の島、日本最西端です。思いがけないものが必要になることがあります。島に渡ってからでは手に入らないものも。
現地で不自由せず、移動中の疲れを最小限にするための荷造り法・ぜひ持っていきたいグッズなどを紹介します。
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