離島自炊滞在

杖つく私の沖縄離島自炊旅 ④ゆらてぃく市場

石垣島の「ゆらてぃく市場」の店内。野菜売り場

 

こんにちは!片杖をついて沖縄の離島で自炊旅を続けている くりからんです。今回は、南国食材の宝庫「ゆらてぃく市場」を、私自身の経験からしっかりまとめます。

私が現地で体感したバリアフリー関連情報も盛り込みました。障害をお持ちの方だけでなく、ベビーカーを押しておられる方、ご高齢の方の参考にもなれば嬉しいです。(私の身体状況やスペックは、こちら にまとめておきました)

 

ゆらてぃく市場は、JAおきなわのファーマーズマーケットです。本土の人間にとっては、珍しい南国野菜とフルーツの宝庫。高価なフルーツも大変お手軽価格で買えるのも嬉しい。

野菜果物の他には、地元で作っているパンやお菓子、特産品を使ったお茶やジャムなどの加工品、ソバや豆腐やカマボコ、上等な肉、冷凍食品、花、米、調味料、ジュースや牛乳、その他の飲料 などなど。地元産の食品がとにかく豊富です。

 

〒907-0014 沖縄県石垣市新栄町1−2 電話番号 0980-88-5300

営業時間 09:00 - 18:00 (土日祝日も開いてます)

石垣島のフェリーターミナル・バスターミナルから、健脚だったら10分以内で行けるはず

https://www.ja-okinawa.or.jp/farmersmarket/detail.php?id=542

 

この記事で分かること

  • 「ゆらてぃく市場」の基本情報と自炊に最適な理由

  • 南国野菜・フルーツの品揃え、鮮度、価格の魅力

  • 少人数向け「少量買い」しやすい野菜の選び方

  • 市場とスーパーにおける食材の最適な買い分け戦略

  • 石垣島からの食材宅送サービスの利用可否

  • ゆらてぃく市場以外の石垣島での調達先

 

くりからん は こんな人

  • 50歳からの10年間で20回以上、ひとりで沖縄に長期滞在(日帰りも含めたら50回以上訪沖)
  • うち、離島での長期滞在は10回(与那国島・波照間島・久米島など)
  • 片杖をついている軽度障害者
  • 車やバイクには乗れません
  • 滞在先は、リッツカールトン沖縄といった超高級ホテルから、離島の琉球古民家での自炊長期滞在まで幅広く
  • 沖縄好きが高じて、沖縄語(うちなーぐち)検定で5級を取得(琉球芝居、字幕なしで大体分かります)

 

ゆらてぃく市場で食材を買うべき理由

 

南国野菜や果物の品ぞろえが豊富

南国らしい野菜や果物の種類がダントツで多いのもJA直売所の魅力です。2月でも、甘いスイカやメロンが激安で手に入りますし、カニステル・バタフライピー(お茶にする花です)・マンゴー・グァバなど、珍しいものが一杯見つかりますよ。

スーパーではあまり(ほぼ)見かけません。一部を除くと、スーパーの品ぞろえは、本土のスーパーと似たような感じです。

 

鮮度抜群

地元の農家の方々が、収穫したものをすぐ持ち込んで並べておられます。非常に新鮮で日持ちするので、長期自炊滞在にうってつけ。パンやお菓子も回転が速いので、焼きたて・揚げたてのものが買えるのが魅力。

 

少量買いをしやすい

不揃い野菜がデフォなのも、少人数での自炊には嬉しいところ。スーパーで売られてる野菜は大きさが均一でしょ?モノによっては、食べきれなくて余らせちゃう。でも市場なら、小さいゴーヤー、小さいニンジンが1本だけ欲しい、なんてことも叶います。

 

地元のお菓子・加工食品もたくさん

食材だけでなく、調味料や加工品もたくさん売られています。地元の方が作ってるお弁当やお菓子が、安くて美味しいんです。

ゆらてぃく市場に限らず、沖縄の道の駅や直売所に並んでいる、製造者が地元の女性名になってる加工品やお弁当は安くて美味しいです。積極的に買ってます。個人的にオススメなのは、ウリを奈良漬けのようにしてる甘辛いお漬物

 

宅送サービスもある

段ボールも送り状も準備されています。その場で送り状を書き、お金を払って、あとはお任せでOK。時間差があってもいいなら、ここから与那国島の宿あてに送るのもいいかも知れませんね。

でも、冷蔵便で送るとなると送料もそれなりにかかりますから、自分で持ち運び、その日のうちに冷蔵庫に保存する方がいいですね。特に葉物野菜の鮮度を落とさないためにも。

 

ゆらてぃく市場以外で買った方がいいもの

 

ゆらてぃく市場で手に入るのは、お土産にしたくなる高級な肉がメインでした。もちろん、高級八重山牛のステーキを焼いて食べてもいいんですけど、豚のコマ切れ肉なんかは手に入りません。日常づかいの身近な肉は、スーパーで買う必要があります。

ステーキ肉だって、スーパーで買った方が安いはず。そんな上等な肉を買ったことないから詳しくないんですけども。ゆらてぃく市場の肉は土産用として買って、冷凍便で送るのがいいかもなあって思ってます。

 

地元産にこだわらなくていい食品

ゆらてぃく市場に並ぶのは、石垣島の生産者が育てたり作ったりした食材がメインです。こだわりの品が見つかるのが魅力ですが、野菜果物と違って、加工品は割高になりがちです。

なので、生産者直送にこだわる必要がない商品は、スーパーで買いそろえた方が安くつきます。私がスーパーで買うものは

  • 卵・豆腐・牛乳・沖縄そば・カマボコ・三枚肉
  • 一般的な調味料(不足があれば)
  • 冷凍食品(保冷バッグにいれて保冷剤代わりにしてます)
  • 日用雑貨 など。

液体はなるべく与那国で買うんです。牛乳は与那国で買ってもいいんですが、ホットケーキを焼くときに少量使うくらいなので、小さいパックのものを1つ買います。与那国では少量パックで買えない(と思います)。

飲料は重くなるので与那国で。アイスクリームも与那国島で。溶けますから当然ですよね。ブルーシールのアイスクリームも買えますよ!

 

石垣空港内の土産物売り場

せっかくですから、食品だけじゃなくて、石鹸や調味料も離島で作られたものにこだわりたい。でもあちこちで買いまわるのは大変ですよね。

そういう時は、空港内の土産物売り場が大変重宝します。前回の与那国行きでは、ここで鳩間島産の小さな醤油と、黒糖入りの石鹸を買いました。一人ですから使い切ることはできませんでしたが、残ったらお土産品として持ち帰ればいいだけですしね。

与那国島は刺身が美味しいですから、いい醤油を少し持ってくといいですよ!

鳩間島産の「うむい」という名前のダシ醤油

 

 

私がゆらてぃく市場で買ったもの

2024年の滞在で食べたものをまとめます。

 

「ゆらてぃく市場」で買った南国野菜とフルーツ。トマトベリー・グァバ・カニステル・島バナナ・紅芋2種類・人参・ニガナ・島ラッキョウなど

トマトベリー・グァバ・カニステル・島バナナ・紅芋2種類・人参・ニガナ・島ラッキョウなど

 

「ゆらてぃく市場」で買った南国野菜とフルーツ。小玉スイカ・メロン・ピーチパイナップル・長命草・玉ねぎ・島ウリ・きゅうりなど

小玉スイカ・メロン・ピーチパイナップル・長命草・玉ねぎ・島ウリ・きゅうりなど

 

「ゆらてぃく市場」で買った南国野菜。島ネギ・サントウサイ・ヘチマ・キュウリ・長命草 など

島ネギ・サントウサイ・ヘチマ・キュウリ・長命草 など

 

「ゆらてぃく市場」で買った南国野菜。島ラッキョウ・紅イモ・人参・緑ナス・白いゴーヤー・緑のゴーヤー・フジマメ・オオタニワタリ・ハンダマー など

島ラッキョウ・紅イモ・人参・緑ナス・白いゴーヤー・緑のゴーヤー・フジマメ・オオタニワタリ・ハンダマー など

 

トマトベリーという名前のミニトマト。キュウリとハンダマーを刻んでいる最中。

トマトベリー、本当に甘かったです。見かけたら是非買ってみてください!

 

まとめ

  • 南国野菜とフルーツの品ぞろえはJAゆらてぃく市場が圧巻。少量買い可能でかなり安い。
  • 島産品にこだわらなくていい日常的な食品はスーパーで
  • ドラッグストアやコンビニ、ドン・キホーテ(空港から出るバス系統4・系統10が店の前に止まる)も適宜利用
  • 石垣空港の土産物店で離島産の商品を買う方法もアリ
  • 米は自宅から宅配が無難。確実に必要で重い

 

次の記事

与那国空港についてまとめます。空港で買ったオススメのお土産も紹介しますよ。

  • 空港ターミナル建物の様子
  • どんな土産物が買えるのか。自炊用に使える商品は?
  • 食事はできるのか
  • どんなサービスがあるか
  • 空港からの交通の便
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※当ブログでは、訪れた施設や店舗の許可をいただいた上で、プライバシーに配慮して写真を掲載しています。今後もマナーを守った丁寧な発信を心がけてまいります。

  • この記事を書いた人

Kuri_Karan

50歳から沖縄へ50回以上訪沖。うち離島長期滞在10回以上のベテラン旅人。 片杖を使用する軽度障害者のため、車・バイクなしでの移動・自炊ノウハウに特化。リッツカールトンから古民家自炊まで幅広く経験。沖縄語検定5級合格者(98点)。 ガイドブックにない「離島のリアルな暮らし」情報を発信しています。

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