投稿者: Kuri_Karan

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  • [都リハ] Day21 病院に必要なのは大声で泣ける場所

    涙は心の塵を流し去る。澄んだ心の奥底に見えるのは、忘れそうになった心の軸。軸を見据えて生きる人間は強い。だから涙を流すことは悪じゃない。

     

    命のカウンドダウンが始まっている患者にとって、病院は絶望の場所。それでも心を明日に繋ぐために。そんな患者には涙が必要だ。残された時間を自分の望む使い方をするために、心の軸をしっかり握っておかねばならないからだ。

     

    ところが。この病院には、患者が自由に泣けるスペースがないんだ。患者が日中自由に使える唯一の場所は食堂のみ。隅田川を一望するこの場所は、美しくて眩しすぎるんだ。泣けないんだよこんな明るくて前向きな場所では。こんなに開放的な場所は、本気の涙を流せる場所じゃない。

     

    分かっている。手術前と身体の前提条件が変わっていることなど。だから、どんなに努力しても昔には戻れないことなど。

     

    しかし、頭で分かることと、心が分かることは、完全に別内容であることは往々にしてあるものだ。両者の擦り合わせをするときに、ごりごりと破片が出る。それを心に浮かべたままだと、心の透明度が落ち、自分の軸を見失う。

     

    回復を急ぐ私に現実を見せるためだと分かっている。今日のPTでは、急ぐ私の心を折るというか、納得させるために、多方面から私にできないことを沢山させられた。そうだ、これが現実だ。頭では分かる。しかし、心が許さない。

     

    頭と心を擦り合わせて出てくる大小の芥。はやく涙で流し去りたい。けれど、この病院には、患者が心置きなく泣ける場所がないんだ。午前中に見せられた現実を心がどうしても受け付けない。頭との解離を縮めれば縮めるほど、ごりごり出てきた破片が心を覆う。

     

    早く洗い流してしまいたい。でないと心の軸を私は見失ってしまう。

     

    療法士にとっては、できもしないことをやり急ぐ大きな白髪頭。やり急ぐ理由を知らない。だから、現実を受け入れさせるために、要らない希望の枝を早急に折っておこうとしてるんだ。

     

    高望みだと言われる理想を求める私には、自分なりの切迫した背景がある。自分の足で、なるべくムダなものの力を借りず、親族初の還暦を越えたいんだよ。

     

    繰り返しになるけど、身体自体が手術前と大きく異なってるわけだから、どれだけ頑張っても過去の私には戻らない。

     

    しかし、それを認めてしまうと命の手綱が切れてしまう。だから医療者は、現実をリアルに見せすぎてはいけない。

     

     

    本日の記録

    リハビリ

    PT

    片足立ちは左右それぞれ約3秒。これでは安全に歩けない。歩行器で玄関前を1周。ちょっとしたストレッチやマット運動をしたあとは、「もうこの辺が進歩の限界だ」と話を聞かされて終わった。

     

    OT

    ごりごりで出たものを涙で流しきれず、雰囲気の異変を担当者に見抜かれてしまった。ずっと足の筋肉を揉みながら話を聞いてもらい、帰宅後に「夫」の協力が得られない前提で、地域連携室の担当者や主治医に連絡してほしい旨も伝えた。

    いわゆる「さす九」息子。義父は義母に相当酷いことをしてきたのを見て育った息子。年々佐賀県生まれの義父に似てきた。私の名字は、佐賀県の一部地域に集中して多いみたいだ。

    私がこの姓を名乗りたくなくなったのは、「さす九」の被害者になりたくないってのもある。子供の頃からの一人称に戻りたい。私が私として100パーセント生きてきたころの名字を名乗りたい。

     

    自主トレ

    ムダだと思いたくないので、夕食後に意地のように歩くだろう。

     

    体調変化など

    PT後に一気に腰痛がきてしまった。心の持ちようは身体の変化の大きな原因足りうる。

    私は、人生を文章に落としこんで生きてきた。いま書いている文章もそのひとつ。「いつも食堂でパソコン打ってますねえ。お仕事ですか?」とよく聞かれるんだけど、仕事じゃないよ。涙の代わりだよ。どこにもないんだもの泣ける場所が。

    今日から、6階の病棟内移動は、ほぼ全て両杖で行うことにした。リハビリ運動だけでなく、日常生活の移動手段としても利用することで、少しでも両杖に慣れてしまいたい。

     

    ●限定公開設定がうまく行かないので、とりあえず公開記事としてupした。

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